PHP基本講座:ステップバイステップガイド

目次

1. はじめに:PHPとは?

最初に、この記事で解説する言語であるPHPについて簡単に説明します。PHPは、「Hypertext Preprocessor」の略で、Webサーバ上で動作するオープンソースのスクリプト言語です。もともとは、個人的なホームページを作成するために開発されました。しかし、現在では商用ウェブアプリケーションの開発に広く使用される一方、特にサーバーサイドで動作するウェブアプリケーションの開発において広く利用されています。

1.1 PHPの役割と特徴

なぜPHPがWebアプリケーション開発に好んで使用されるのでしょうか。PHPの最大の特徴は、HTMLに直接埋め込んで使用できる点にあります。これにより、HTMLの中にプログラムを埋め込むことで、動的なウェブページを生成することが可能になります。

また、PHPは、動的なウェブアプリケーションを容易に作成できるよう、多くの組み込み機能を提供しています。これには、フォームデータの処理、データベース操作、セッション管理、メール送信などが含まれます。

さらにPHPは、アプリケーションの開発をスムーズに行うための多くのフレームワーク(既に用意されている部品のようなもの)を提供しており、これが開発者にとって大きなメリットとなっています。

1.2 PHPの用途:何に使われるの?

PHPは主にウェブアプリケーション開発のために使用されます。ウェブアプリケーションとは、Webサイトの閲覧者が情報を参照だけでなく、入力することも可能な、対話的なWebサイトのことを指します。例としては、オンラインショッピングサイトやブログ、SNSなどがあります。

その他にもPHPは、コードの読みやすさや開発者間での共通理解を容易にするためのオブジェクト指向の機能も提供しており、長期的にメンテナンスされるような大規模なアプリケーションを設計するなど、幅広い用途で利用されています。

以上、PHPが何であるか、その役割と特徴、そしてどういう場面で使われるのかについて解説しました。次のセクションでは、PHPのインストールと設定方法について解説します。

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2. PHPのインストールと設定

PHPを使い始める前に、まずPHPのインストールと設定が必要です。PHPを正常に動作させるためには、適切なサーバの環境設定が重要になります。

2.1 サーバ環境の準備

まずはサーバ環境の準備を行います。PHPを動作させるには、「Webサーバ」「データベースサーバ」「PHP」の3つが必要です。これらを一つずつインストールして設定するのは手間がかかりますので、これらを一括でインストールできる「XAMPP」を使用することをおすすめします。Windows以外にもMacやLinuxにも対応しており、初心者でも簡単にインストールすることが可能です。

2.2 PHPのインストール

XAMPPのインストールが完了したら、次にPHPのインストールを行います。XAMPPのコントロールパネルからApacheとMySQLをスタートさせます。これでPHPを使う準備が整いました。なおPHPが正しくインストールで普及されているかを確認するためには、XAMPPで公開されているローカルのWebサーバに「phpinfo();」と記述したPHPファイルを設置し、ブラウザでアクセスすることで確認できます。

2.3 PHP.iniの設定

PHPを利用するうえで重要なのが、php.iniという設定ファイルです。ここでは、エラー表示の有無や日本時間の設定など、基本的な設定方法を解説します。

まずエラー表示の設定を行います。開発中はエラーの情報が詳細に表示されるのが望ましいので、「display_errors = On」に設定します。次に、日本時間に設定するために、「date.timezone = “Asia/Tokyo”」に設定します。これらの設定が終わったら、XAMPPのコントロールパネルからApacheを一度停止し、再度スタートさせることで設定が反映されます。

以上がPHPの基本的なインストールと設定の手順となります。次のステップでは、PHPの基本的な記述方法について学んでいきましょう。

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3. PHPの基礎構文

次に、PHPの基礎構文に進みましょう。ここでは、PHPの開始・終了タグ、コメントの書き方、変数とデータ型、演算子、そして制御構文について見ていきます。

3.1 開始と終了タグ

PHPのプログラムは開始タグ <?php と終了タグ ?> によって囲まれます。この開始タグと終了タグの間にPHPのコードを書くことで、ブラウザはその部分をPHPコードとして解釈します。以下に基本的な形を示します。

<?php
 // PHPコード
?>

3.2 コメントの書き方

コード内にコメントを書くことは非常に重要です。自分だけでなく他人がコードを理解しやすくするためにも、目的や役割を明確に記述しておくべきです。PHPでは1行コメントは // または # を、複数行は /**/ を使って表現します。

<?php
//これは1行コメントです
#これも1行コメントです

/* これは
   複数行の
   コメントです
*/
?>

3.3 変数とデータ型

PHPでは変数はドル記号$の後に変数名を書き、等号=を使って値を代入します。また、PHPは動的型付け言語なので、データ型を明示的に宣言する必要はありません。

PHPの主なデータ型には、整数型(integer)、浮動小数点型(float)、文字列型(string)、ブール型(boolean)、配列型(array)、オブジェクト型(object)、NULL型(null)などがあります。

<?php
$int = 10;          // integer
$float = 12.5;      // float
$str = "PHP tutorial";  // string
$bool = true;       // boolean
$arr = array(1, 2, 3);  // array
$obj = new MyClass(); // object
$n = null;          // NULL
?>

3.4 演算子

PHPでは算術、比較、論理、代入など、多くの種類の演算子が存在します。それぞれの詳しい使用方法や優先順位については、公式ドキュメンテーションを参照することをお勧めします。

3.5 制御構文

制御構文はプログラムの流れを制御する為の重要な要素です。条件分岐やループなどを制御するために、ifelsewhileforなどの構文が使われます。以下に、各制御構文の基本的な使用方法を示します。

<?php
// if構文
if ($a > $b) {
    echo "a is greater than b";
}

// else構文
if ($a > $b) {
    echo "a is greater than b";
} else {
    echo "b is greater than a";
}

// whileループ
while ($i < 5) {
    echo $i;
    $i++;
}

// forループ
for ($i = 0; $i < 5; $i++) {
    echo $i;
}
?>

PHPの基礎構文は以上で、次に関数の利用方法を見ていきましょう。

4. PHPでの関数の活用

この章では、特に関数の活用に焦点を当て、PHPプログラミングをさらに理解しやすく進めていきましょう。

4.1 関数とは

関数とは、一連の処理をひとまとめにしたものです。パラメータ(引数)を渡し、その結果を返すことができます。関数はコードの再利用と整理を助け、全体のコードを見通しやすくします。

例えば、以下のような関数があります。
function greet($name){
  echo "Hello, " . $name;
}
greet('PHP Learner'); // 出力:Hello, PHP Learner

ここでは、greetという名前の関数を作成し、それに$nameというパラメータを渡しています。これにより,”Hello, “という文字列に$nameの値を結合し、出力しています。

4.2 組み込み関数

PHPには様々な組み込み関数があり、特定の処理を助けるためのものから、データの処理、フォーマットの変更など様々な機能を提供します。これらの関数はPHP自体に内蔵されており、インストール時から使うことができます。いくつかの例を見ていきましょう。

echo strlen("Hello, PHP Learner"); // 出力: 18
echo str_replace("PHP", "Java", "Hello, PHP Learner"); // 出力: Hello, Java Learner

上の例では、strlen関数は文字列の長さを返し、str_replace関数は文字列内の特定の文字を別の文字に置き換えます。

4.3 自作関数

組み込み関数の他に、特定の目的に合わせて自分で関数を作成することも可能です。これを自作関数といいます。自作関数はあなたが必要とする処理を何度も書くのを避けるための強力なツールです。

function add($num1, $num2){
 return $num1 + $num2;
}
echo add(3, 4); // 出力:7

上記の例では、addという自作関数を用いて2つの数値を足す処理を行っています。これはPHPの組み込み関数には存在せず、自分で作成しなければならない処理です。

以上が、PHPでの関数の活用方法です。関数はコードを整理し、見通しを良くしたり、必要な処理を再利用するのに非常に便利なツールです。この知識を組み込むことで、より効率的なPHPプログラミングをすることができます。

5. PHPとデータベースの連携

データベースとは、大量の情報を効率的に管理するためのシステムの一つで、特に大規模なウェブアプリケーションやシステムにおいて、その重要性は非常に高いです。

5.1 データベースとは

まずは、データベースが何であるかについておさらいしてみましょう。データベースとは、膨大な量のデータを整理して保存、抽出、操作できるようにしたものです。一般的にはデータベースマネージメントシステム(DBMS)というソフトウェアを通じてデータベースを操作します。なお、PHPを用いてデータベースを操作する際には、MySQLなどのリレーショナルデータベースがよく用いられます。

5.2 SQL基礎

データベースを操作するためにはSQL(Structured Query Language:構造化クエリ言語)という言語を用います。SQLには、データの検索や取得、更新、削除などを行うための様々な命令が用意されています。「SELECT * FROM テーブル名」でテーブルの全てのデータを取得する、「INSERT INTO テーブル名 (フィールド名) VALUES (値)」で新規データの挿入を行う等、コマンドを組み合わせて利用します。このSQLの知識は、PHPでデータベースを効率よく操作するためには必要不可欠です。

5.3 PHPでのDB接続と操作

それでは次に、PHPから実際にデータベースに接続してみましょう。PHPでデータベースに接続する方法は様々ありますが、ここではPDO(PHP Data Objects)を利用した方法を紹介します。「$pdo = new PDO(‘mysql:host=localhost; dbname=test; charset=utf8’, ‘root’, ‘password’);」のようにしてデータベースに接続します。そして、「$stmt = $pdo->prepare(QUERY);」でクエリを準備し、「$stmt->execute();」でクエリを実行します。

これらの基本操作を理解し、PHPとデータベースが連携したアプリケーションを作る力は、ウェブ開発者としての強力な武器となるでしょう。

6. PHPとフォームの利用

このセクションでは、PHPとフォームの連携について解説します。具体的には、HTTPメソッドのPOSTとGETの違い、フォームからのデータ受け取り方法、そして不可欠なセキュリティ対策について見ていきましょう。

6.1 POSTとGETの違い

POSTGETはHTTPプロトコルで定義されているメソッドの一部であり、それぞれが役割と用途を持っています。

まずGETメソッドは、URLにパラメーターを含めて送信します。探している情報を先に指定してから、それを取りに行くイメージです。ブラウザのURL欄に表示されるため、取得したい情報がURL上に直接表示されます。GETは主にデータの取得に使われますが、パラメーターがURLに表示されるため、パスワードなどの機密情報を含む場合には適していません。

一方、POSTメソッドは、HTTPのボディにパラメーターを含めて情報を送信します。送る情報を封筒に入れて送るようなイメージですので、情報がURL上には表示されません。大量のデータや、ファイル、機密情報を送信する場合にはPOSTが適しています。

6.2 フォームからのデータ受け取り

PHPでは、フォームからデータを受け取るのに$_POSTや$_GETといったスーパーグローバル変数が用いられます。これらは、それぞれPOSTとGETメソッドから送られてくるデータをひろって処理します。

例えば、HTMLの中でフォームを作成し、ユーザーに名前とメールアドレスを入力してもらうとします。それをPHPで受け取るには以下のようにします。

<form method="post">
  名前: <input type="text" name="name"> 
  メール: <input type="text" name="email">
  <input type="submit" value="送信">
</form>
$name = $_POST['name'];
$email = $_POST['email'];

6.3 セキュリティ対策

PHPでフォームからの情報を取り扱う際には、様々なセキュリティ対策が求められます。代表的なものにクロスサイトスクリプティング(XSS)やクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)などがあります。

XSS対策としては、ユーザーから受け取ったデータをそのまま出力せず、例えばhtmlspecialchars関数を使ってエスケープすることが重要です。

CSRF対策としては、フォームに一時的なトークンを埋め込んで、それを比較・検証する方法が一般的です。PHPでは、例えばsession関数とともに使うことで、フォームへの不正なアクセスを防ぐことができます。

以上のように、PHPとフォームを使う上で重要な知識と対策を理解・実行することで、安全なウェブアプリケーションを作成できるようになるでしょう。

7. PHPのエラーハンドリング

それでは、プログラミングの世界で避けては通れない領域、「エラーハンドリング」について学ぶ時間です。エラーが発生した際にそれが何であるかを理解し、適切な対処をするための知識を身につけましょう。

7.1 PHPでのエラータイプ

まず最初に、PHPで発生するエラーの種類について理解しましょう。主要なエラータイプは次のようなものです。

Parse error: 文法エラー。PHPの文法に従っていない場合に発生します。
・Fatal error: 致命的なエラー。プログラムが実行できない状態を示します。このようなエラーが発生すると、スクリプトの実行が停止します。
・Warning error: 警告エラー。スクリプトはエラー発生後も実行を続けますが、何かがうまく動作していないことを示します。
・Notice error: プログラムに潜む可能性のある問題を示す一部のエラー。

これらのエラーが吐き出すエラーメッセージには、エラーが発生した場所と、その内容が詳細に記載されています。これらの情報を活用することで、問題を特定し対処することが可能となります。

7.2 エラーハンドリングの基本

では、エラーが発生した際にその原因を特定し、適切な対処を行うためにはどのようにすべきでしょうか。PHPにはエラーハンドリングのためのいくつかの関数と構文があり、それらを利用することで対処が可能です。

error_reporting()関数を利用すると、エラーレポートのレベルを設定することができます。開発段階ではすべてのエラーを報告レベルにすることが一般的です。

<?php
error_reporting(E_ALL);
ini_set('display_errors', '1');
?>

これにより、全てのエラーが表示されるようになります。また、set_error_handler()関数を使用して、ユーザ定義のエラーハンドラ関数を設定することも可能です。

<?php
function customError($errno, $errstr) {
  echo "<b>Error:</b> [$errno] $errstr";
}

set_error_handler("customError");
?>

上記のコードは、エラーメッセージを含むカスタムエラーハンドラを設定しています。

以上が、PHPでのエラーハンドリングの基本的な概念です。エラーメッセージやエラーハンドリング関数を理解し活用することで、より堅牢なコードを書くことができます。これらの知識を持つことで、あなたのPHPコーディングスキルは一段と上がるでしょう。

8. PHPでセッションとクッキーを利用する

ウェブアプリケーションを作成する際、データの一時的な保存などに必要なセッションとクッキーについて解説します。これらはPHPをはじめとするサーバーサイドのプログラミングで欠かせない要素です。

8.1 セッションとは

セッションとは、「一連の関連する対話や通信の一部として認識されるひとつのイベント」を指します。ウェブサイトにおけるセッションは、一人のユーザーがサイトを訪れる(ログインする)ことから退場する(ログアウトする)までの一連の操作をまとめて管理するための機能です。

PHPのセッション管理では、ユーザーごとにユニークなIDが発行されます。このIDを使って、ユーザーの情報をサーバー内部に保存します。

8.2 セッションの利用方法

PHPでは「$_SESSION」というスーパーグローバル変数を使ってセッションを扱います。セッションを開始するにはまずsession_start()関数を使用します。

<?php
// セッション開始
session_start();

// セッション変数に値をセット
$_SESSION['username'] = "John";
?>

上記の例では、usernameというセッションを設定し”John”という値を格納しました。セッションが開始されると、この情報はずっと保存されるので、他のページからでも参照することができます。

8.3 クッキーとは

クッキーもセッションと同じく、Webアプリケーションでユーザー情報を一時保存するためのメカニズムです。しかし、セッションがサーバーサイドにデータを保存するのに対し、クッキーはクライアントサイド、つまりユーザーのブラウザ上にデータを保存します。

クッキーは、サイトが訪問者のブラウザを認識し、訪問者の設定やユーザ情報を保存するのによく使われます。

8.4 クッキーの使用方法

クッキーの設定または取得には、PHPのsetcookie()関数を使用します。クッキーを設定する際には、クッキーの名前、値、有効期限などを指定できます。

<?php
// クッキーの設定
setcookie("username", "John", time() + (86400 * 30), "/"); // 86400 = 1 day
?>

上記の例では”username”という名前のクッキーを設定し、値として”John”を設定しています。また最後のパラメータである”time() + (86400 * 30)”はクッキーが有効である時間を秒単位で指定しています。この例では1日の秒数である86400秒に30を掛けた値、つまり30日間が指定されています。

以上、セッションとクッキーの基本的な仕組みとPhpでの使用方法について解説しました。これらを理解し活用することで、より複雑なWebアプリケーションの開発が可能となります。

9. PHPでオブジェクト指向プログラミング

このセクションでは、今までに学んだプログラミングに加えて、PHPでのオブジェクト指向プログラミングについて解説します。

9.1 オブジェクト指向とは

オブジェクト指向とは、現実世界の物事をコンピュータ上に再現し、プログラムの再利用性や拡張性を高めるためのプログラミングの手法のことを指します。具体的なオブジェクト指向の特徴として、「クラス」と「オブジェクト」、「メソッド」と「プロパティ」の概念があります。

9.2 クラスとオブジェクト

クラスとは、ある特定のオブジェクトの設計図のようなもので、変数や関数がまとめられたものです。クラスにはプロパティ(変数)とメソッド(関数)が含まれ、これらを利用することでオブジェクトをより具体的な形で表すことができます。

オブジェクトとは、具体的な値や処理を持つことができる独立した実体で、クラスから派生されます。クラスを基にしたこれらのオブジェクトを生成したり操作することで、プログラムを実行していきます。

9.3 PHPでのオブジェクト指向プログラミング

PHPでのオブジェクト指向プログラミングは非常に強力で、データ整理やコードの再利用、コードの理解を容易にします。以下にクラスとオブジェクトの基本的な生成方法を示します。

class Car {
   function Car() {
      $this->model = "VW";
   }
}
// オブジェクトの生成
$herbie = new Car();
// プロパティへのアクセス
echo $herbie->model;

以上のように、PHPでのオブジェクト指向プログラミングは、コードの構造と理解を大幅に向上させます。

この節では、オブジェクト指向の基本的な概念と、PHPでのオブジェクト指向の活用方法について紹介しましたが、さらに詳しく学びたい方は、公式ドキュメントや専門書を参照することをおすすめします。

10. まとめと次のステップ

PHPの学習を通して、多くのことを学び、理解しました。

10.1 PHP学習のまとめ

PHPとは何か、基本的なデータ型、制御構文、組み込み関数が何か、自作関数の作り方、そしてデータベースとの連携方法など、多くの重要な概念をカバーしました。また、エラーハンドリングからセッションとクッキーの活用方法、オブジェクト指向プログラミングなど、より進んだ学習も一緒に行うことができました。

この学習の過程で、多くの読者が必要な知識とスキルを獲得したことを願っています。しかし、学びたい事実はまだたくさんあります。 特に、Web開発の分野は日進月歩で進化しています。

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10.2 今後の学習の方向性

このガイドを通じて、PHPの基本的な側面について理解した後は、より具体的なプロジェクトやテクノロジーに焦点を当て、PHPの実戦的な知識を深めていくことをおすすめします。例えば、具体的なウェブアプリケーションの開発人気のフレームワーク、例えばLaravelやSymfonyを使用したプロジェクトを試してみてください。また、セキュリティのベストプラクティスやパフォーマンス最適化などのより高度なトピックも研究することををおすすめします。

さらに、PHPだけでなく、HTML、CSSJavaScriptなどのフロントエンドの技術にも触れることで、フルスタックの開発者としてスキルを広げることができます。

これらのスキルを身につけることで、PHPを使ったさまざまなWebプロジェクトを効果的に開発、デプロイ、管理する能力を身につけることができます。さぁ、新しいステップに踏み出しましょう。

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